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「お金がない!」は1994年の7月から9月に放送されていた織田裕二さん主演のドラマです。制作局はフジテレビです。
学歴もお金もない青年が一流企業で活躍して成り上がっていくストーリーです。今井雅之も出演されていました。
東京の郊外に暮らす貧乏人の萩原健太郎(織田裕二)のお話です。
小さな町工場で働いてはいるものの、幼い弟を抱えての生活は極めて苦しいものでした。小銭を大切にし、味噌が足りなくなれば薄い味噌汁をのむ毎日でした。
とはいえ、彼らの日々は明るく楽しく騒がしいのです。三畳の台所、六畳の和室に兄弟三人で仲良く住んでいます。
兄貴よりもしっかり者の祐介(富田樹央)とやんちゃな浩(森廉)
健太郎の幼なじみの神田美智子(財前直見)は、健太郎の弟たちの母親がわりになってくれていろいろ世話してくれるし、何よりも健太郎はあきれるほどお気楽なのです。『なんとか生きてはいける』『貧乏だって悪くない』と健太郎はそう思っていた。
そう、あの日までは・・・
健太郎は弟たちと「次の給料日は焼肉食べに行こう!」という約束をしていたが、待ちに待ったその日に健太郎が働く町工場が倒産してしまいました。
結局、給料は支払われず、父の残した借金の取立てに押しかけられました。その上、家賃の滞納で住んでいた家も大家さんに追い出されてしまうのです。
お金がない! 第2話 『仕事もない!』
健太郎(織田裕二)は智子(財前直見)に紹介してもらってやっとビル管理会社に就職できたものの、家賃を支払えずアパートを追い出されてしまいました。
さすがの健太郎もに決意してユニバーサル・インシュアランス社に乗り込んだが、やり手の美人部長・柏木麗子(高樹沙耶)に軽くあしらわれてしまう。
大沢(東幹久)がなくした重要な書類を見つけた健太郎は、書類と引き換えにユニバーサル・インシュアランス社に採用されることを考えていた。
だが柏木部長は、もう書類はいらなくなったと突っぱねました。
おまけに柏木部長の差しがねで管理会社を解雇され、せっかくの退職金も借金取りに取り立てられて踏んだりけったりの健太郎でした。
アパートを追い出された健太郎は、弟二人を連れて美智子の家にお世話になることになりました。
美智子は、居酒屋を経営する兄・慎吾(松崎しげる)と住んでいたが、狭い家がまた狭くなりました。
そんなとき健太郎は、大沢に焼肉をおごってもらい、そのあと一緒に飲み、麗子にひと泡吹かせようと約束した。そして…。
→ 第3話はこちら
お金がない! 第3話 『プライドもない!』
健太郎(織田裕二)に興味を持ったユニバーサル・インシュアランスの社長氷室(石橋凌)のはからいで、健太郎は同社に採用された。
だが、アメリカへの出張から戻った麗子(高樹沙耶)は健太郎の採用には納得いかなかった。
社長に、健太郎が佐々木建設との保険契約に力を貸したと聞かされても麗子は納得せず、健太郎に営業部内の雑用係を命じた。
お茶くみやコピー取りの仕事ばかりの毎日。
健太郎のことを快く思わない社員から用もないコピーを大量に言いつけたりするいじめも始まった。だが健太郎は明るく振る舞って耐えたのである。
そんなこととはツユ知らず、慎吾(松崎しげる)の店で就職祝いのパーティを開く美智子(財前直見)たち。
会社で意味のない残業をさせられて結局パーティにはいけませんでした。
一方、健太郎の弟の祐介(富田樹央)と浩(森廉)は健太郎にネクタイを贈ろうとするが、デパートで小銭での購入を拒否された。
そのデパートの社長 竹中かつ子(ジュディ・オング)は、ユニバーサル社の中でも顔を利かせていた。その社長に対して、健太郎が・・
天宝堂デパートの竹中社長(ジュディ・オング)に呼び出されて、健太郎(織田裕二)は正しいことを言ったつもりだったが、社長の方が一枚上手でした。
しかし、竹中社長には気に入られて、契約は継続となりました。
健太郎を試す意味で部長より
マーキュリーエージェンシーの興業中止保険の見積もりを任されました。
大沢(東幹久)に教えてもらいながら、保険のことを猛勉強し見積もりをやっとのこと完成させました。
しかし・・・
【竹中社長のお客様を大切にする姿勢は勉強になりました。織田裕二が猛勉強するシーンのがむしゃらな感じが大好きです】
→ 第5話はこちら
お金がない! 第5話 『希望もない!』
誰かの手によって改ざんされて、部長に提出した見積もりはでたらめな数字になっていました。
健太郎が美智子の家に居候しているため、やくざがお店に来るようになりました。
美智子が幼かった時、やくざに立ち退きを迫られて、たびたびお店をむちゃくちゃにされた。父親は心労のため自殺したというトラウマがあるため、やくざをみるとヒステリーになってしまう。
そのため健太郎たちは美智子の家を出ることに決めました。
ふたたび、以前住んでいたアパートへ戻ることになる。
見積もりの失敗で退職の危機にある健太郎は見積書を改ざんした犯人を捜す。
ユニバーサル・ビルサービス主任の徳川家安(梶原善)が夜の見回りの時に、健太郎のワープロを触っていた者がいるということを聞いた。
そして、部長に証言してもらうことになりました。実は徳川は以前はユニバーサルインシュアランスの部長だったという驚きの経歴だった。
見積もりの件はチャラにしてもらい、営業として結果を残すように言われる。
弟はおもちゃを万引きしようとし、警察に補導されてしまったり、同級生とけんかしたりと家庭に問題が生じているのに、健太郎は仕事に夢中になって美智子に任せっきりの状態。
部長の麗子(高樹沙耶)から営業に出ることを許された健太郎は、大手商社の岩崎産業の担当になりました。
慣れな い高級クラブに行って戸惑ったりと、生活が変わっていく健太郎。だが岩崎産業はライバル会社の競合強く、ユニバーサル社にとってはこれまで難攻不落の 会社でした。
白石(金田明夫)らは、麗子が健太郎を仕事で失敗させてクビに追い込むつもりだと思い込むが、麗子の考えはは違っていた。
仕事をいただくため岩崎産業の社長の趣味が釣りだと知って、大沢に協力してもらって、ある作戦を考えた
岩崎産業の仕事を取れる寸前までいくのですが、最後の最後でだめになってしまいました・・
岩崎産業との契約はあと一歩で逃したが、その代わりもっと大口の契約『キャッスルコンツェルン』との契約交渉の話を持ってきた。
営業部一丸となって見積書を作り、以前より活気付いてきました。
社長と萩原はキャッスルコンツェルンの城之内会長(今福将雄)に会食に招かれたため、萩原はテーブルマナーを山岸京子(芳本美代子)の猛レッスンを受ける
健太郎は社長に金持ちになりたければ、何かを捨てなければ上へはいけないと教え込まれる。
弟は高熱を出して病院へ運ばれた。そんな時に健太郎は会食をしていたのだが、そこへ美智子が殴りこんだ。
【城之内会長のお孫役は三井ゆりさんでしたね~】
柏木と健太郎は一緒に行動するように社長に言われる。
大沢と健太郎はライバル心を剥き出しになる。
柏木は仕事は人よりできるのに女性だからと軽視されることがある。
健太郎は柏木の仕事への執着を見ることになる。
やっとのことで大沢は一人で仕事をとることができたのだが・・
健太郎(織田裕二)が、担当クライアント先の部長を殴ったことで、機械メーカーとの契約は破棄されてしまった。
しかし、この事件をめぐって麗子(高樹沙耶) は、健太郎のこと認めるようになる。また麗子は、一切の責任は自分にあるとして、社長の氷室(石橋凌)に進退伺いを出していた。
そんなとき、ロサンゼルス本社の会長が亡くなった。あわただしくロサンゼルスの本社へ向かう氷室社長。新しく本社社長派が経営の実権を握ることで経営方針がどう変わるのか。氷室は緊張していたのであった。 一方、輸入品を扱うナガオ・カンパニーとの契約を取ってきた大沢(東幹久)はかなり有頂天になっていた。健太郎は美智子(財前直見)に報告する大沢に水を差し、すっかり怒らせてしまった。
しかし、この契約は、保険金詐欺を企むナガオ・カンパニーの長尾社長(財津一郎)の仕掛けた罠だった・・。
暴力団ともつながりがある長尾。窮地に立たされる大沢。そんな大沢を助けようと、健太郎は、長尾の事務所に乗り込んでいった 。
お金がない! 第10話 『時間もない!』
大沢(東幹久)は健太郎に助けられてばかりの自分を変えようと奮起して、ユニバーサル・インシュアランスを辞めて、美智子(財前直見)にプロポーズした。
ユニバーサル・インシュアランス社は、日本支社のスタッフを今の50%にリストラを行う事になりました。
社長の氷室(石橋凌)が、健太郎のアパートにやって来た。自分と一緒にロスへ来いと言い、健太郎の借金を肩代わりしてくれた。氷室には何か考えがある様だ。健太郎のロス行きを知った美智子はショックを受ける。
健太郎はロスへ向って、大沢は土木作業員として一からスタートすることなり、美智子は大沢のプロポーズを受ける
健太郎は美智子のことは気になっていたのだと思いますが、まだ、半人前なので気持ちを伝えられなかったのでしょう・・
氷室(石橋凌)と健太郎(織田裕二)がロサンゼルスに行ってから一年後のお話です。
テレビのニュースで氷室がユニバーサル・インシュアランスのロス本社社長に就任したことを伝えていました。健太郎は氷室の右腕として大活躍していました。
健太郎は以前の面影はなく運転手付きでスーツもビシっと着こなしてクールな男になっていました。
帰国した健太郎は、取締役・東京営業本部長に昇格しました。
上司として帰国した健太郎を迎える以前の上司の麗子(高樹沙耶)や白石(金田明夫)らの心境は複雑だった。
白石らの反発もあったが、一年を氷室の右腕としてアメリカで結果を残してきた健太郎は自信にあふれていた。
健太郎の帰りをずっと待っていた、(富田樹央)と浩(森廉)。大沢(東幹久)や美智子(財前直見)らが集まって慎吾(松崎しげる)の店で歓迎会が開かれた夜、祐介と浩は健太郎と共に新居に移った。
新居での弟達の生活はお手伝いさんもいて、おもちゃは何でもある何不自由のないものでした。
だが健太郎は、忙しくて帰りは遅いし、以前とどこかが違っていた。そんな生活は何か違和感がある祐介と浩。
大沢と美智子の結婚式の日取りが決まりました。
(健太郎は美智子のことを気にしている・・)
氷室と健太郎はユニバーサルののっとりで強引なやり方をしたため恨みを買っていると健太郎は麗子から忠告を受ける。その矢先・・